海外FX業者選びは強制ロスカット水準が重要!レバレッジだけで選ぶと失敗する
ロスカット水準は海外FXハイレバ取引の”S級”検討要素
「できるだけレバレッジが高い海外FX業者で取引したい!」
海外FX最大のメリットが、国内FXを遥かに凌駕するハイレバレッジ・資金効率なのは言うまでもありません。
取引する業者・口座を検討する際にレバレッジに目が行きがちになるのは仕方ないことでしょう。
しかし「レバレッジが高い=取引に必要な証拠金が少ない」ということだけに注目してしまうと、痛い目にあってしまう恐れがあります。
ここでは少額投資でのハイレバ取引する上でレバレッジと同じくらい重要なロスカット水準について説いていきたいと思います。
先に申しておくと「ロスカット水準が低くて最大レバレッジが大きい業者」こそが、少額投資でもハイレバで取引しやすい業者です。
→各海外FXブローカーの最大レバレッジ・ロスカット水準の比較表をチェックする
(※クリック・タップすれば該当箇所にスクロールします。)
目次
ロスカットルール・ロスカット水準について確認
国内FXでしか取引経験がない方はあまり意識したことがないであろうロスカットについて、まずはカンタンに説明していきたいと思います。
ロスカットとは一言でいうと、オートマティックな損切りのこと。
各海外FX業者は「ある一定のラインに達したら自動でポジションを強制するよ」という基準を定めています。
この強制決済のラインこそが、ここで話題にしているロスカット水準です。
ロスカット水準=強制決済になる証拠金維持率のこと
ロスカット水準は口座の証拠金維持率を基準に設定されています。
各海外FX業者はそれぞれ「証拠金維持率が〇〇%を下回ったら強制決済」という具合に異なるロスカット水準を定めています。
ロスカット水準が高い=”負け確定”が早い
強制ロスカットは「強制で決済されて損失が確定する基準」ともとれます。
FX含む証拠金取引ではいくら含み損が大きくなっても、ポジションを決済しない限り損失が確定しません。
逆行しても、ポジション保持で耐えて相場が反転したタイミングで決済すれば、理論上は負けないことになります。
言い換えると、ロスカット水準が高い業者=負けやすい業者ということができますね。
ロスカット水準20%と50%でロスカットまでの許容pipsを比較
たとえば口座レバレッジ500倍の口座に、10万円入金してフルレバでエントリーした場合を考えてみましょう。
(条件;1ドル=100円のドル円ポジション、フルレバなので50万通貨でエントリーできる)
ロスカット水準20%のA社と、ロスカット水準50%のB社で取引した場合の耐えられる許容損失(pips)を比較します。
⇒ロスカット水準が低いA社の方が6pips分余裕を持ってポジション保持できる
【補足】ロスカット水準100%ならフルレバでエントリーできない
「口座残高=必要証拠金=証拠金維持率100%(フルレバのこと)」でエントリーしてしまうと、エントリーした瞬間にロスカットされてしまいます。
(というか、厳密には発注した時点で注文はスグに弾かれてしまいます…)
ロスカットまでの許容pipsには最大レバレッジも関わってくる
ロスカット水準が低いほうがポジションを持ちやすいというのは上述の通りですが、厳密にいうと最大レバレッジも影響します。
レバレッジサイズが大きい業者で取引する方が必要証拠金が少なくなるので、同じ含み損でも証拠金維持率を高く保てるからです。
(証拠金維持率が「有効証拠金÷必要証拠金」で算出されることを思い出してください。)
今度はロスカット水準が同じ海外FX業者で、最大レバレッジが変われば許容逆行pipsがどのくらい変わるのか見ていきましょう。
レバレッジ500倍と200倍でロスカットまでの許容pipsを比較
ロスカット水準が同じ(20%と仮定)という条件の下、最大レバレッジ200倍のA社と最大レバレッジ500倍のB社でロスカットまでの許容pipsを比較します。
比較条件は以下の通りです。
- 両社ともロスカット水準は20%で同水準
- 口座残高は10万円
- 1ドル100円時にドル円10万通貨エントリー
⇨最大レバレッジが大きいB社の方が6pips分余裕をもってポジション保持できる
エントリー枚数が多いほど、ロスカット水準・最大レバレッジに要注意
上述してきたロスカットまでの許容pipsは、エントリー枚数が大きくなるほどロスカット水準や最大レバレッジの違いで差が出ることになります。
以下、
- XM(最大レバレッジ888倍でロスカット水準20%)
- TradersTrust(最大レバレッジ500倍でロスカット水準50%)
の2社でエントリー枚数を増やしながら、ロスカットまでの許容pipsの差を見ていきたいと思います。
※全て1ドル100円時にドル円エントリーした場合、端数は適宜省略しています。
投資金10万円で10万通貨でエントリーした場合
⇨XMの方が約7.5pips分余裕をもってポジション保持できる
投資金10万円で20万通貨でエントリーした場合
⇨XMの方が約7.8pips分余裕をもってポジション保持できる
投資金10万円で40万通貨のでエントリーした場合
⇨XMの方が約9.8pips分余裕をもってポジション保持できる
まとめると、各エントリー枚数でのロスカットまでの許容pipsは以下の通りです。
- 10万通貨エントリー
→ロスカットまでの許容pipsの差:7.5pips - 20万通貨エントリー
→ロスカットまでの許容pipsの差:7.8pips - 40万通貨エントリー
→ロスカットまでの許容pipsの差:9.8pips
大きなポジションでのエントリーを好むトレーダーほど、ロスカット水準と最大レバレッジをしっかりチェックするようにしましょう。
海外FX業者のロスカット水準・最大レバレッジ比較
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業者名 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 | 許容逆行pipsの目安※ |
---|---|---|---|
XM | 888倍 | 証拠金維持率20%以下 | 47.8pips |
LAND-FX | 500倍 | 証拠金維持率30%以下 | 44.0pips |
iFOREX | 400倍 | 証拠金維持率0%以下 | 50.0pips |
Axiory | 400倍 | 証拠金維持率20%以下 | 45.0pips |
TitanFX | 500倍 | 証拠金維持率20%以下 | 46.0pips |
Traders Trust | 500倍 | 証拠金維持率50%以下 | 40.0pips |
BigBoss | 550倍 | 証拠金維持率20%以下 | 46.3pips |
Milton Marketes | 400倍 | 証拠金維持率100%以下 | 25.0pips |
Tradeview | 200倍 | 証拠金維持率100%以下 | エントリー不可 |
※ドル円100円計算で、口座資金10万円、20万通貨エントリーした場合の許容逆行pipsを記載しています。
1番長くポジション保持できるのはiFOREX
比較表を見て分かるようにハイレバエントリーで1番ポジションを保持しやすいのはiFOREXです。
やっぱり「ロスカット水準0%」のインパクトは強烈ですね。
「ロスカット時=口座残高がなくなる時」なので、ギリギリまで粘ってポジションを持てます。
400倍以上のレバレッジで取引するならXMもアリ
iFOREXが惜しいのは、レバレッジが最大で400倍までしか利用できないところ。
400倍もあれば十分な人がほとんどだと思いますが、10万円入金で50万通貨、60万通貨エントリーするような超ハイレバ取引は受け付けていません。
400倍を超えるレバレッジでの取引も考えるなら、最大レバレッジ888倍でロスカット水準がiFOREXに次いで2番目に緩いXMを検討してみてください。
ロスカット水準に注目して”ワンランク上”の海外FX業者選びを
「ハイレバでエントリーしたら、スグにポジションがなくなって取引できなくなった…」
これは海外FXのハイレバレッジ取引初心者にありがちなミスです。
ロスカット水準も加味して海外FX業者を選ばないと、せっかくハイレバでエントリーしても満足いくまで取引できません。
強制決済の連続で、どんどん確定損失額がかさんでいくのがオチです。
自分の好きなタイミングで決済注文が出せるように、ロスカット水準が低い業者で余裕を持ってポジション保持するようにしましょう。
口座名 | 最大レバレッジ | 日本語サポート | ドル/円スプレッド | 最小取引単価 |
---|---|---|---|---|
888倍 | ◎ | 1.0pips~ | 100通貨 |
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